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Carbon Neutrality
カーボンニュートラル
お客さまと共に、サプライチェーンに脱炭素の取り組みを

わたしたちは、「脱炭素社会の実現」をサステナビリティの重要課題の一つに設定しています。
その行動目標に定めたとおり、CO₂削減に寄与する原材料やリサイクル材の積極的な提案、
ならびに、環境負荷を低減する商物流の推進を通じて、ホンダトレーディングとして主体的にCO₂排出量の低減を図ってまいります。
製造領域における取り組み
当社グループのアルミニウム製造会社では、お客さまの近在の工場から、アルミニウムを溶かした液体の状態(溶湯)でお客さまに供給しています。
加えて、お客さまの生産工場で発生する端材や工程仕損じ品などのアルミニウムスクラップを、大切な資産として回収後、再び溶解を行い、アルミニウム原料としてお客さまの工場にリサイクル材の供給を行っています。
わたしたちが持つ国内外での原料スクラップの調達力を背景にお客さまに安定供給を果たすとともに、
アルミニウムスクラップの再生という企業活動を通じてCO₂削減に貢献しています。

アルミニウム溶湯供給とは
通常のアルミニウム鋳造部品の製造工程では、アルミニウム製造会社がスクラップの溶解(1度目)を行い、アルミニウム再生地金(固体)を作って鋳造工場製造に納品します。鋳造工場製造では、納品されたアルミニウム再生地金を工場内の溶解炉で溶解(2度目)を行いアルミニウム鋳造部品の製造を行います。
アルミニウム溶湯供給では、アルミニウムを溶かした状態で鋳造工場に供給するため、膨大なエネルギーを要する溶解作業を2回から1回に減らすことが可能となり、「溶解資源(油・ガス・電気)の削減」「総CO₂排出量の削減」など、お客さまが鋳造部品を製造する際の環境負荷の低減に寄与します。
1994年にHondaグループ初のアルミニウム溶湯工場を熊本に設立し、その後、群馬、埼玉にもアルミニウム溶湯工場を設立しました。海外では、インドネシア、中国にも展開しています。


輸送領域における取り組み
グローバル規模でサプライチェーンの一翼を担う当社では、貨物輸送時に発生するCO₂排出量の削減は重大な責務と捉えています。
輸送効率の向上のため、部門やお客さまの垣根を越えた混載物流や、モーダルシフト※などの最適な物流手法や輸送導線の活用をご提案しています。また、梱包資材においては、再利用が可能なリターナブル容器の積極的な導入や、製品へ影響がない範囲で梱包資材を削減する取り組みを行っています。
お客さまにおける物流コストの観点にとどまらず、環境負荷を含めた総合的な視点でご提案しています。
※モーダルシフト: トラック等の自動車で行われている貨物輸送を環境負荷の小さい鉄道や船舶に転換すること
日本の熊本から大阪向け貨物の国内輸送について、トラックのみの輸送から、門司港~神戸港間で輸送効率の良い船舶輸送を活用し、当該輸送の年間CO₂排出量を約3割削減しています。
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