Sustainability

サステナビリティ

社会貢献活動の取り組み

わたしたちは、Hondaグループの一員としてHonda社会貢献活動の活動理念や活動方針に沿った社会貢献活動を展開しております。
次の世代に恵み豊かな自然や夢を描き、モノをつくる楽しさ、安全な交通社会を手渡していくために、Hondaグループ全体で、地域に根ざした活動はもちろん、地球環境保全、子ども達の育成支援、交通安全の教育・普及の分野で、これからも、良き企業市民として夢のある明日の社会づくりを目指し地域の方々と手をたずさえて、さまざまな活動を進めていきます。

Honda社会貢献活動の目的

Hondaは、社会貢献活動を通じて、世界中の人びとへ“生活の可能性が拡がる喜び”を提供し、持続可能な社会の実現に貢献することにより「存在を期待される企業」を目指します。

活動理念

Hondaは、世界中の人びとの生活がより豊かになるように、「人間尊重」と「三つの喜び」の基本理念のもと、主体的に社会貢献活動に取り組みます。

活動方針

  • ・企業市民として、地域に根ざした活動を積極的に行うことで社会からの共感と信頼を高めていきます。
  • ・グローバルな視点で、Hondaのリソースを最大限に活用します。
  • ・従業員一人ひとりの参画を大切にした活動を支援していきます。

活動領域

  • ・未来を創る子どもの育成支援活動
  • ・地球環境を守る活動
  • ・交通安全の教育・普及活動
  • ・地域に根ざした活動

子どもの育成支援活動の事例

近隣の学校施設での活動

群馬県の小学校でのアルミ缶回収活動
日本では、アルミ製造会社において、地域の小学校の児童が集めたアルミ缶を回収し、運動具や教材を寄贈する活動を行っています。飲料用のアルミ缶は再生にはあまり適しませんが、地域活動として工場で再資源化し、最終的にはHonda製品の一部に生まれ変わります。また、回収時に小学校を訪問した際には、資源リサイクルの大切さについて簡単な講義も行っています。
タイの小学校との交流活動
タイでは、毎年社員が近隣の小学校を訪問し、生徒や先生と一緒に清掃活動や、外壁・運動場・遊具を整備する活動を行っています。
また、必要なスポーツ用具などの寄贈やお菓子の贈呈も行い、活動の後には、従業員と学校の皆さんで一緒にスポーツで汗を流すなどの地域交流も行われています。
インドにおける教育への貢献活動
インドでは、「教育とヘルスケアの促進」の構想のもと、教育制度の推進や子どもたちに良い学習環境を提供するため、近隣の学校で、浄水器や什器備品などの設置、オンライン教育のためのAudio Video(AV)ルーム創設、壁塗装やお手洗いのリフォームなどを行っており、毎年活動領域を拡大しています。

地球環境を守る活動の事例

森林保全活動

栃木県での間伐整備活動
日本では、2015年からNPO法人の皆さまと共に、人口の減少や高齢化に伴う人手不足により木々が密集し荒廃が進んでしまった森林を間伐整備する活動を行っています。
また、地域の皆さまとの交流も活動の目的としており、地域の子どもたちの遊び場を整備する活動にも参加し、活動後に子どもたちと一緒に遊ぶ時間も設けています。
タイにおける植樹活動
タイでは、2018年にバンコクから86km離れたMae Klong川の河口周辺に広がる、Klong Kon Mangrove Forestでマングローブの植樹活動を行いました。従業員と地域住民の皆さまが一緒に、マングローブの樹木を500本植え、生物の多様性と生態系を保護することで、沿岸地域を保護する活動を行いました。

地域に根差した活動の事例

地域の清掃活動

東京都千代田区における地域清掃活動
日本では、本社の従業員が、事務所の所在する地域の清掃活動に毎月参加しています。商店街、地元企業、消防署、警察署など、地域の方々が集まり、合同で安全パトロールを行い、道路に捨てられたタバコの吸い殻や空き缶などのゴミの回収を行っています。
台湾でのビーチクリーン活動
台湾では、九份近くの台湾最北端のビーチにおいて、Hondaグループが主催するビーチクリーン活動に協賛し、グループ各社の方と共に、約2kmにおよぶビーチの清掃活動を行い、船の部品や廃タイヤなどの大きなゴミから生活ゴミまで大量のゴミを回収しました。

その他の活動事例

ペットボトルキャップの回収

日本とメキシコにおけるペットボトルキャップの回収
日本では、ペットボトルのキャップを回収し、NPO団体を通じて子どものワクチンの支援をするエコキャップ活動を推進しています。
また、メキシコでも同様にペットボトルキャップを回収して資源として売却し、その代金を子どものための医療費、食費、社会補助、家族のカウンセリング費、検査代などとして寄付しています。